生きる意味を求めて
悲劇に直面しても、幸せな人はいる。
苦しみにもかかわらず存在する
意味ゆえに。
幸せになるのを邪魔しているのは、
まさに「幸せを追求すること」
それ自体なのである。
精神病それ自体に意味があるわけ
ではない。
しかし、精神病に対してどのよう
にする
のかによって、意味は生じうる。
世界とのつながりの中で人間を考えて
初めて、苦しみの中にも意味があると
いうことを理解できる
幸福とは、自己超越性、
つまり果すべき務めや愛すべき人間への
献身を その人が貫き通したその結果
としてのみ、
訪れてくるものだからである。
ずっと意味のなかった人生、
つまり無駄に過ごしてきた人生にさえも
、
最後の瞬間にその状況にどう立ち向かう
かという、まさにその態度によって、
なお意味を与えることができるのだ
“人生とは、生涯にわたる問いと答えの
繰り返し”である。
そして、答えに関しては、生涯をかけて
答えていくことだけが可能なのだ
【「生きる意味」を求めて】より
今日の一言
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