ロバート・キヨサキ
投資家・著述家・教師。
日系四世としてハワイで生まれ育ち、
ハイスクールを出て、ニューヨーク州の商船アカデミーで学ぶ。
卒業後、海兵隊に入隊し、士官、 ヘリコプターパイロットとしてベトナムに出征。
帰還後、ゼロックス社に勤務。
1977年にナイロンとベルクロを使ったサーファー用財布の会社を起こし、全 世界で驚異的な売上を記録した。
1985年にはビジネスと投資を教える教育会社を起こす。
47歳でビジネスを売却し、いったん引退。
その間に書き上げた 『金持ち父さん貧乏父さん』が全世界で大ベストセラーとなった。
金持ち父さんと貧乏父さん
残したもの
● 金持ち父さん
・ 家族への財産を多く残した
・ 慈善事業や教会への寄付も多数行った
▲ 貧乏父さん
・家族には借金だけ残した
お金に対する考え
● 金持ち父さん
【口ぐせ】
・ お金がないことこそが諸悪の根源だ
・ 欲しいものがあった時にどうやって
「それ」を買うお金を稼げるかを考えなさい
・ 税金は働くものを罰し、
働かないものに褒美をくれてやるためのものだ
・ 自分は”金持ちである”。
金持ちならそんなことはしない。
貧乏であること”と”お金に困っていること”は違う。
お金に困っていること”は一時的、
貧乏は一生続く お金はパワーだ”
お金のために働くべきではない。”
お金が自分のために働いているのだ。”
【食卓では・・・】
・ お金の話をどんどんする。
【資産は・・・】
・ 「投資の額」をどんどん増やした。
▲ 貧乏父さん
【口ぐせ】
・ お金は諸悪の根源だ
・ 欲しいものがあった時に「それ」を買うお金はない
・ お金持ちはお金に困っている人を
助けるためにもっと税金を払うべきだ
・ 自分は”絶対に金持ちにならない”
・ お金には”興味がない”。
お金が問題ではない。
【食卓では・・・】
・ お金の話をすることは許さない
【資産は・・・】
・ 貯金をすることすら苦労した
勉強はなぜするのか?
● 金持ち父さん
・ しっかり勉強すると良い会社が買える
・ お金がどう働くかを勉強し、
お金をどう働かせるかを学ぶべき。
▲ 貧乏父さん
・ しっかり勉強すると良い会社に入れる。
そして多くの収入が得られる。
・ たくさんの学位をとるべき。
こどもに対しての考え
● 金持ち父さん
・ お金持ちになれたのは子供がいるからだ
▲ 貧乏父さん
・ 貧乏なのは子供がいるからだ
持ち家に対する考え
● 金持ち父さん
・ 持ち家は負債。
自宅が最大の資産という人はおかしい。
▲ 貧乏父さん
・ 持ち家は最大の資産
職業・働き方についての考え
● 金持ち父さん
【働き方】
・ 経済的に100%自由で独立することが大事。
・ 退職後の恩給制度など不要。
お金を他人に頼る人を生み出すだけ。
・ 重要なのはお金を稼ぐ能力があること。
【ビジネスの教え】
・ 多くの従業員を雇うことができる会社をつくるビジネスプランの書き方
・ 投資のプランの書き方
▲ 貧乏父さん
【働き方】
・ 政府や企業が働く人の面倒を一生見るべき
・ 一生涯、職業が安定し福利厚生が充実していることが重要
【ビジネスの教え】
・ より良い会社へ入れる履歴書の書き方を教えた
金持ち父さん貧乏父さんのまとめ
① 有名大学出身の父さん → 貧乏父さん
② 高校中退の父さん → 金持ち父さん
貧乏になるのは
・収入が多くあるかではない
・考え方や行動に原因がある
そして
・多くの人が選ぶ道に成功はない。